HOMEABOUTARCHIVESHOP
Offshore
independent music, art, books and designs from Asia
アジアのインディペンデントカルチャー、音楽、本、デザイン、アートなど

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

【Release Info】The Observatory『OSCILLA』



Oscilla - The Observatory from The Observatory on Vimeo.

東南アジア孤高のオルタナティブ・ロックバンドThe Observatory。2013年来日ツアーでは、ヘヴィでサイケデリックなサウンドを聴かせてくれた。前作『Catacombs』から約2年半。中毒性のあるビートとノイズは、さらに彼らの音楽を原始的な表現へと導き進化させた。帯ライナー付国内仕様盤として日本で2014年10月1日リリース決定。日本仕様ライナーノーツではOffshoreによるバンド解説と以下の大友良英氏のコメント、全歌詞和訳を掲載。まずは、動画をぜひご覧下さい!


シンガポールでユエン・チーワイに初めてあったのは2007年。それ以来わたしは彼の大ファンというだけでなく、アジアの音楽家同士のネットワーク作りに熱心に動いている彼の行動そのものにも深い敬意と興味を持ちつづけている。その彼がオレに紹介してくれたのがThe Observatoryのコアメンバー、レスリーとヴィヴィアンだったのだ。
2009年彼等を含む多くのアジアのミュージシャン達を東京に呼んでのセッションは今でも忘れられない。最高の音楽に最高の打ち上げ、そして大赤字。それでも、こんな連中とずっとツアーやってたら幸せだよなあ・・・スカイツリーが出来る前の明け方の浅草をみなで歩きながら、そんなことを思っていた。
2011年の東日本大震災で、アジアとの交流が中断していたわたしにに声をかけてくれたのも、あのとき呼んだ連中だった。ソウル、北京、上海、香港・・・少しづつ、アジアとの付き合いが戻って来た。そして2014年の1月、レスリーやヴィヴィアン、チーワイ達のやってるシンガポールのフェスに誘われたのだ。嬉しかったなあ。でも、どうしてもスケジュールの都合がつかないオレは行くことが出来ず、そのかわりというわけではないけど、少したってチーワイからおくられて来たのがこのアルバムだったのだ。ここでは新たに彼もThe Observatoryのメンバーに加わっている。
なにかが動き出している。彼等だけじゃなく、アジアのいろいろなところで何かが動き出している。このアルバムの音からも、そのことが伝わってくる。彼等の音楽はそんななにかを敏感に受け取るアンテナのようだ。耳をすませ!体を動かせ!
2015年1月、再び彼等からシンガポールのフェスへの参加依頼が来ている。今度こそ行ける。今から明け方のシンガポールの街を彼等と歩くのを楽しみにしている。

── 大友良英 




前作『Catacombs』(*地下墓場の意味)から約2年半。まずは彼らの新作リリースを、一人のファンとして、心の底から祝福したいと思います。
亡霊や怨念のようなものと向きあって、その実態のないものが一体何なのか、突き詰めたアルバムが、前作でした。今作が届き、再生した瞬間、とてもうれしくなりました。相変わらず不協和音を多用し重いサウンドではあるけれど、非常に前向き。彼らは、やっと地下墓場から這い上がり、この世の騒乱と向き合い戦うことを決めたのだと。歌詞に現れるあからさまな言葉からも一目瞭然です。「God is such a mind fuck. God is dead.」とも。ここまでストレートに怒りを表した彼らに、一体何が起こったのか。この中毒性、疾走感あふれる新作を聴きながら、何度も何度も想像しています。
〜中略〜
311以降、例に漏れず不穏な動きの耐えない日本。今作『Oscilla』は、私たちが立ち上がるまでのステップのなかで、何かヒントになるような気がしてなりません。

── Offshore 山本佳奈子 
※全文は国内仕様盤付属のライナーノーツにて掲載


Distilled Ashes (Oscilla Black Axis recording sessions) from The Observatory on Vimeo.


The Observatory 2014 - Dan Yeo, White Room Studio MED




In the face of power

Do you crumble or do you honestly express yourself?




『OSCILLA』 The Observatory
トラックリスト(全4曲、39分30秒)
- Ⅰ -
Subterfuge
Oscilla
- Ⅱ -
Autodidact
Distilled ashes

国内盤(帯ライナー付国内仕様盤)はCDフォーマットのみ
ポスター、ライナーノーツ、日本仕様ライナーノーツ(訳詞・解説)付属

event:『dj sniff、ダウトミュージックを斬る。』リリース記念LIVE大阪

2014/07/05(sat) at Namba Rockets
出演:
dj sniff
mn - T.美川(INCAPACITANTS/非常階段)+沼田順(doubtmusic)
半野田拓
bonanzas
和田晋侍

DJ:アオツキ書房

open 16:00 / start 16:30
前売2500円 当日2800円(共にドリンク代別)
ローソンチケット 54022
予約・お問い合わせは件名を『dj sniff』としてinfo.offshoremcc@gmail.comまで。
presented by HOP KEN + Offshore

dj sniff インタビュー
Offshore:アムステルダムから香港に移住した音楽家dj sniffと中華を食べながら。海外の実験音楽、文化、暮らしの話



Liquefaction / 液状化 from dj sniff on Vimeo.

タイの特殊な音楽フェス“STONE FREE”ータイバンドシーンを支えるオーガナイザー3人に会ってきた。

タイで毎年乾季に開催されるSTONE FREE MUSIC FESTIVAL。まだ私もこのフェスに参加したことはないが、聞くウワサすべて皆絶賛しており、そしてfacebookで見かけた「こんなところでフェスをやってるのか?!」と驚く写真たち。今年2014年1月のSTONE FREEも残念ながら逃してしまったが、次回のSTONE FREEは必ず参加してみたい。しかしオーガナイザーにまず会って、いったいどんな人がオーガナイズしているのか、そしてなんでこんなヘンテコな場所で音楽フェスをやってるのか、どういう意図でやってるのか、質問してきました。
日本はいよいよ夏、音楽フェスシーズン。日本のフェスが飽きてきた方は、アジアのフェスを探ってみるのはどうだろう?

STONE FREEで演奏中、Desktop ErrorのLekの足下。エフェクターを踏むのも大変そうだが、特にLek始めDesktop Errorは『大好きなフェス』らしい。ーphoto by Nu Q Jack syn (STONE FREEのfacebookページ、photo album『Stone Free 3』より)

STONE FREE MUSIC FESTIVAL オフィシャルFacebookページ
https://www.facebook.com/StoneFreeMusicFestival


STONE FREEのfacebookページではたくさん写真が見られます。
https://www.facebook.com/StoneFreeMusicFestival/photos_stream

インタビューに参加してくれたSTONE FREE MUSIC FESTIVALのオーガナイザー3人、左よりPok(ポック)、Tum(タム)、Nui(ヌイ)。
2014年2月24日、バンコクのHOUSE RCAにて取材。




■ライブハウスで聴く音じゃなくて、新しいサウンドで聴ける場所を探した

Pok:STONE FREEにはまだ来たことないんですよね?

──そうなんです。次はぜひ行きたいと思ってます。

Pok:絶対来るべきですよ!

──昔、Desktop ErrorにSTONE FREEはすごく面白いフェスだって聞いたんですよ。なのでオーガナイザーに話を聞いてみたいと思って。Desktop ErrorのLekが見せてくれた写真も素晴らしかったし、FacebookでSTONE FREE FESTIVALの写真をたくさん見ました。すごく個性的で変てこで素晴らしい景色の場所でやってますが、あの場所はどうやって見つけたんですか?