【SPACES FILE】北京のレコード屋・カフェ・バー、fRUITYSHOP


Offshoreで以前にインタビューを掲載した北京のアンビエント系エレクトロ音楽家、me:moが北京に自身のスペースをオープン。レコード販売をメインに、カフェ・バーも併設。北京の胡同散歩にちょっと疲れたら、ここでじっくりレコードを探して、美味しいお茶や世界のビールを飲んで楽しむ事もできる。レコード掘りに興味がなくとも、終始センスの良いBGMが流れており、都会の喧噪を忘れてゆっくりとした時間を過ごすことができるだろう。

me:moは北京出身北京在住、マレーシアの電子音楽レーベルmü-nestや、日本のレーベルflauとも交流があり、それぞれのレーベルからリリースも。そして北京zajiaでの定期的な自主企画も。インターネットラジオ番組「My Spiritual Medicine」のパーソナリティと制作も務める。

参考記事:“あの頃の北京を描くように音楽を作っています” me:moインタビュー
http://www.offshore-mcc.net/2012/10/memo.html


今年7月にオープンしたばかりのレコード屋・カフェ・バー、fRUITYSHOP。中国の古い住居(胡同)を改装したスペース。2014年7月にオープンしたばかりだが、この胡同は築100年にもなるんだそう。地下鉄5号線、东四駅B出口からまっすぐ歩いて100mほど。候宝林故居の手前に位置する。とてもわかりやすい場所にあるので、北京を歩くことが初めてでも迷うことはないだろう。



店内にはjazzのBGMが流れており、試聴コーナーでは熱心に数枚のLPを試聴しているお客さんがいた。約半年ぐらいかけて構想と改装を行ない、オープンにこぎつけたという。店内にCDやカセットテープはほんの数タイトルしかなく、アナログレコードの取扱にこだわっている。主に仕入れている先は、日本とヨーロッパとのこと。中国ローカルの音楽家による音源はほとんど置いておらず、主に中国ローカルの音楽ファンに向けて海外のレコードをセレクトしている。(※ちなみにme:mo自身の音源も現段階では置いていない。)棚はジャンル別に分かれており、中古も新品も混ぜて置かれている。全ての音楽ジャンルを扱っているが、「My Spiritual Medicine」では主に50〜60年代のR&Bを紹介しているme:mo。ここで販売されているレコードも、比較的古い年代のジャズやR&Bが多い。しかし、一部彼と親交の深い日本やヨーロッパの電子音楽レーベルからリリースされたレコードも見つけることができた。中古レコードの場合は数十元〜150元程度、新品レコードの場合はだいたい100元〜200元程度で販売されている。




店内にはスクリーンが貼られており、簡単な音響設備も整っている。ここでDJパーティーや小さなライブ、映画上映等も行なっているとのこと。冬以外の季節には、屋上で小さなパーティーを行なうことも。

道端で麻雀やトランプゲームを楽しむ大人達がおり、北京の古い街並を見物することもできる素敵な一角。胡同散策ついでにぜひ訪れてみてほしい。



fRUITYSHOP
http://fruityshop.cn/
douban: http://site.douban.com/147770/
weibo: http://www.weibo.com/u/3171966453
住所: 北京市东城区东四头条胡同十七号 东四駅B出口からまっすぐ歩いて約100m
14:00〜22:00 定休日なし(2014年11月現在)

※Google Mapでは違う地点が表示されるので、以下の地図を参考に。